大阪IBD

2024/08/30
  • IBDと生きるヒント

Vol.1 お医者さん選びが9割

患者にとって、最も大切なのは、お医者さん選びだ。病院選びではない。
近年の医学は著しく進歩し、お医者さんでも知識の差は大きい。
よって、お医者さんの専門性が進んでいる。お医者さんも勉強が大変だ。


長いお付き合いをせねばならない病気なので、長期の視点でお医者さんを選びたい。
珍しい病気なので、専門医の熱心度・経験値が大切だ。


お医者さんの選択権は患者が握っている。日本の有難い制度だ。
IBD名医に診て頂いても「追加料金」はない、お得である。


幸い、IBDでは、都会中心だが、たくさんのIBDを得意とされる先生がおられる。
専門医にかかることのメリット大きく、病態のみでなく、結果的に社会生活・人生に大きな影響を及ぼす。


専門医が見つからない地方においては、一旦、都会のIBD専門医に診て頂き、しっかり治療法方針を決めてから、地元の通える医師に診て頂く方法がある。
患者会では、いくつかの紹介をさせて頂き、明るい人生が開けたと報告を頂いている。


私は、昭和のクローン病治療黎明期、IBD専門医を求めて、大阪から東京まで行って、しっかり治療を受けて、体調が落ち着き、ようやく自分の人生が歩めた。